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ゴールドコースト3日目

3日目はJPT TOURSの「世界自然遺産めぐり」と「世界遺産ナチュラルブリッジ 土ボタルツアー」に参加してきました。

朝から参加した「世界自然遺産めぐり」はゴンドワナ多雨林地帯のふたつの国立公園をめぐるツアーです。
午前中はスプリングブルック国立公園で、3ヶ所の展望台からの景色や途中の散策を楽しんだりします。
国立公園まではマイクロバスで移動。オーストラリアは制限速度が日本より緩いので、山道でも60kmくらい。流石に60kmは出ていないとの事でしたが、それでもガンガン飛ばしてます。乗り物に弱い人は酔い止め必須+後ろに乗っちゃだめです。酔い止めは飲んだけれども後ろになった私は、縦揺れ横揺れで着くまで屍のようでした・・・。

国立公園に着いてからは、歩いての移動距離はそれほどなく、せいぜい350mとか100mとかその程度。少しゆるい坂があるので、運動不足だとそこだけちょっと息が切れるかも・・・くらいです。

ベストオブオール・ルックアウトと呼ばれる見晴らしのいい場所はこんな感じ。
ベストオブオール・ルックアウト
ここまですっきり晴れ渡った状態で見られるのは、なかなか難しいとか。お天気良くて良かったです。

他の展望台では滝などが見られます。
滝

途中の散策では樹齢2000年以上のナンキョクブナ(この辺りがナンキョクブナが見られる北限だそうです)や、冷帯雨林に生息する植物が見られます。
ナンキョクブナ

その後はカナングラの町に移動して昼食。フィッシュ&チップス、ミートパイ、ミックスグリルからの選択で、ミートパイにしました。
ひき肉ではなく、大きめにカットされた牛肉を煮込んだものがパイに詰められているので、柔らかくて美味しかったです。パイ自体は薄味で、グレービーソースがかかっています。かなりお腹いっぱいになります。

午後からはラミントン国立公園に移動して、高さ30mの吊り橋を散歩の後、色鮮やかなオウムなどの野鳥の餌付け(餌は有料です)か、近くの売店でお買い物です。
散歩は1kmくらいですかね。吊り橋を渡るのは楽しかったです。餌付けはしなかったのですが、この日はあまり野鳥が来なかったようで、餌を持ってもなかなかあげられなかったみたいです。

途中、「締め殺しのいちじく」という物騒な呼び名をお持ちの植物も見られます。
鳥などに運ばれて木の途中に落ちた種が、根を伸ばして元の木を取り囲むように育ち、ついには元の木が朽ち果てていちぢくだけが残るのだとか。
最終形態になったいちぢくは、こんな感じでぽっかり穴が開いています。
締め殺しのいちじく

覗くとこんな感じ。
締め殺しのいちじくの中

ツアー中は「エコガイド」(その地域の自然や文化、歴史などに精通していて、専門的な知識や地域にまつわる話しなどを分かりやすく解説できる能力を持ったガイドさんの事らしいです)に認定されたガイドさんが付いてくださるのですが、確かに知識豊富で分かりやすく色々な話を聞かせてくださいます。一人で見て回ると気づかないような視点でお話してくださるので、それがまたいいです。
「熱血!平成教育学院」みたいなお勉強系のクイズ番組が好きな方には、かなり面白く聞けるかと。また(私もそうなんですが)大学が理科系だった人も、フィールドワークを思い出して面白いんじゃないかと思います。

ホテルに戻っていったん休憩。一日目も食べたCold Rockでまたアイスを食べ、夕方から土ボタルツアーに。
土ボタルツアーはナチュラルブリッジ国立公園にて土ボタルを鑑賞するのがメインです。ホタルと言っても蝿の仲間らしく、幼虫が出す粘液が光るのだとか。
またマイクロバスで移動。すっかり暗くなった中を懐中電灯を持って散策です。こちらも道中1kmくらい? 土ボタルのメインは洞窟なのですが、途中でもちらほらと土ホタルの明かりが見られます。
洞窟の中はプラネタリウムのように多くの土ボタルが光っていて、とても幻想的でした。でもカメラ撮影は禁止です。フラッシュなどの強い光があてられると光るのをやめてしまうのだとか。
帰りに星空観賞を、という事で車を降りるも、少し雲が多くてなかなか見られず。それでも雲の合間は普段とは比べ物にならないくらいの星の多さで、これまた綺麗でした。

更に移動して、地元レストランにて夕食。ここではビーフステーキと、チキンと、白身魚から選択。折角なので一回くらいはビーフステーキを、という事で注文。
前菜のパン、メインに付け合わせのフライドポテトとサラダ、コーヒーとデザートのアイス付きです。
ステーキは結構よく焼かれているので、なかなかの歯ごたえです。オーストラリアの人たちはよく焼いた歯ごたえのあるお肉が好きなんだとか。オージービーフが美味しくない訳ではなく、好みの問題のようです。
フライドポテトはあちらの主食扱いのようで(だからパンが前菜なんですかね。。。)、大抵ついてきます。大変食べ応えがあります。
アイスは二個盛られていましたが、これでも日本人向けに減らしてあるそうです。あちらのアイスはあっさりして甘さ控えめ。少々量が多くてもさくっと頂けます。

部屋に戻るともう22時過ぎ。翌日に備え、やっぱりさっさと風呂に入って寝ました。

4日目に続く。

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