抗がん剤の併用を開始しました。
抗がん剤は週1回、注射による投与です。種類はL-アスパラギナーゼ。投与前と投与の翌日に血液検査と触診があります。
投与後は数値としてはたまに白血球数が増加したくらいです。見た目は投与直後がちょっと微妙。だるそうにも見えるし元気そうにも見えるし・・・。後はひげが途中でぽきぽき折れたり、呼吸が速く感じる事が多かったです。
でも餌は相変わらずもりもり食べてますし、元気は元気でした。
抗がん剤は6/4、6/11、6/18、6/25の計4回投与しましたが、副作用も出なかった代わりに目立った効果も見られなかったため、これにて終了となりました。
6月に入ってすぐ、腰の辺りに3〜4mm程のおできのようなものを発見。軽い気分で全身ちぇっくーと触っていたら、かさぶたが指に触れて発覚しました。
かさぶたが取れると特に膨らみもなかったのですが、周りと皮膚の色が異なるため細胞診でチェック。結局これも肥満細胞腫でした。
また、顔に出ていたいぼ状のものもついでに細胞診を行ったところ、これも肥満細胞腫と発覚。顔に出来ていたいぼは肥満細胞腫と思っていなかったのでショックでした・・・。
2歳頃に目のふちにいぼ状のできものができ、その当時通っていた病院で診て頂いた時は脂肪の塊と言われていたので、その後顔に増えてきた時も同じだと思っていました。結局その目のふちのいぼも含めて全部肥満細胞腫だった訳ですが_| ̄|●
猫の皮膚の肥満細胞腫は良性が多いというだけあって、今まで特に問題がなかったのですが・・・振り返ればこんなに早い時期からしっかり予兆はあったって事ですね。とほほ。
前足の付け根あたりにも皮膚の下にごりっとしたしこりがあり、これも肥満細胞腫であろうと言われているので、こちらも要観察です。
6/11よりステロイド1mg/kgが一日おきに。しかし途端に嘔吐復活してしまった&肝臓の数値が上がってきたので、毎日に戻りました。とっほほほ。
ただこの嘔吐には毎回毛玉(それも指の関節一つ分位の割とがっちりした塊)が混ざっているので、毛玉除去チューブを与えてみたりブラッシングを頑張ったりしてました。
中旬頃より徐々に食欲が減退。ちょうど蒸し暑くなってきた頃と言う事もあり、暑さのせいか毛玉で気分が悪いのかと思い餌を変えたりして様子を見ていました。
が、6/26の血液検査で初めてBUN42で腎臓が引っかかり、輸液入れてもらったりしました。おまけに今まで食べていた餌をぴたっと食べなくなり、慌てて色々な餌を買いに走ったりしました。
6/30にも具合を悪そうにしていたので再度病院で輸液。この体調不良は再び白血球数が増加したのと、やや体温高め(39.5度)から感染症の疑いありという事で、1週間ほど抗生剤も追加&ステロイドはやや減らす事に。当然抗がん剤は中断です。
すると輸液が効いたのか雨が降り気温が下がったせいもあるのか、7/2にはBUN15まで回復しました。腎臓の数値が落ち着いたら食欲も復活しました。
普段は食欲の権化みたいな猫なので、食べなくなったらほんとにやばいと思いました。体重も10日間で300gも減少しましたし。復活してよかった!
でも食べ物のわがままがパワーアップしたのは正直勘弁してください_| ̄|●